“Kahawai”という名前に込めた想い
アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾートで文化活動全般を率いるルアナ・メイトランドさんによって、このチャペルは名付けられました。
現地では、親しみを込めて「アロハ大使」と呼ばれるルアナさん。ハワイの歴史と文化を重んじる彼女が“Kahawai”という名に込めた想いとは...
ハワイ語で「湧き出る水」という意味を持つワイキキは、
ホテルや商業施設が集まる世界屈指のビーチリゾート。
そのワイキキビーチ沿いに建つハワイ生まれのホテル
”アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート”
ハワイの歴史と文化を体現するこのホテルの
一番ワイキキビーチに近い場所に、
「Kahawai Chapel」はあります。
満潮時になると、海までの距離は数十センチ。
ワイキキビーチの中で、
最も海に近いビーチフロントチャペルです。
癒しの海
「Kawehewehe(カヴェへヴェへ)」
ワイキキビーチの中でもヒーリングパワーの宿る神聖な場所として、
ハワイアンたちに特に大切にされてきた場所です。
上空から見ると、サンゴ礁に覆われていない淡いブルーが
まるで小川や小道のように海に伸びているのが分かると思います。
山から流れてきた雨水が海底から湧き出すこの不思議な場所は、
淡水と海水が交わることでサンゴが繁殖せず、
海底の砂がハッキリ見えるほど透き通っています。
この聖なる流れの上に
「カハワイ・チャペル」は存在します。
祭壇に向かって伸びる約8メートルのバージンロードは、
Kahawai Chapelの名前の由来になった
「小川・水の流れ」をイメージしています。
山に降った雨がホテルの下を通り、
癒しの海「Kawehewehe(カヴェへヴェへ)」で湧き出る水の流れを
イメージしたバージンロードを歩いて、
人生の航海を幸せに歩んで欲しいという思いが込められています。
その昔、ポリネシア人が何千キロもカヌーで航海をして
この島々にたどり着いたことから始まったハワイの歴史。
その船やカヌーが転覆しないように、船体の側面に固定された
細長い浮きのことを「アウトリガー」と呼びます。
その勇気ある航海に敬意を表し、
ホテルの名前の由来にもなっています。
シャンデリアは、そのアウトリガーをモチーフにデザインし、
おふたりの人生の航海を幸せに歩んで欲しいという思いが込められています。
